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無線局開局までの道のり

2014-04-10
2014年4月10日(木) 13時 記

「無線局開局までの道のり」などと言うとオーバーに思われるかもしれませんが、自分にとっては昨年の12月に外洋へ出るためには無線局の開局が必要なことを認識して、行動を開始してから、つい先週末に無線局の免許状を入手するまでの4ヶ月間は、心の休まる日が無かったほど大変でした。

この4ヶ月間を詳しく説明すると大変なので、簡単に要所だけを説明しますが、詳細な説明を希望される方は、またメールアドレスを記入してコメントを送って下さい。

アマチュア無線に関しては、アマチュア無線技士免許を取得して、アマチュア無線局を開局する必要があるのですが、陸上と全く同じなので説明は省略します。

また、説明は自分が経験して、自分なりに理解した内容、言葉で説明してますので、法律の条文や詳細な要求内容とは異なりますので注意して下さい。
実際の要求内容については、総合通信局のホームページで確認して下さい。

さらに、今回のケースは、無線局開局までの一例と考えて下さい。
他の人が、他の機器で、他の総合通信局へ申請したら、違った結果になる可能性は十分あると思います。


1.船舶局と無線従事者免許
ヨットに電波を出す機器を積む場合、総務省が要求する船舶局の開局が必要です。

船舶局には、大型の外航船に適用される、いわゆる本当の「船舶局」と、国際航海に従事しない船舶に適用される「特定船舶局」の二種類あります。

「船舶局」を開局するには、一級海上特殊無線技士の免許が必要で、「特定船舶局」は、VHFが25W以下の場合は二級海上特殊無線技士の免許が、5W以下のハンディー機の場合は三級が必要になります。

来年以降外国へ行くことを考えていたので、本来であれば「船舶局」を開局すべきだったのですが、昨年の12月に船舶局を開局すべく行動を起こした時は、この単純明快な事実を知らずに、二級海上特殊無線技士の受検申請をしてしまい、二級では外国へ行けないことに気がついたのは申込み期限(12月20日)を数日過ぎた後でした。

海上特殊無線技士の試験は、毎年2月、6月、10月の3回しか行われず、各試験の申し込み締め切り日は2ヶ月前の20日なので要注意です。

そして、合格発表まで3週間ほどかかり、合格通知を受け取ってから免許証の発行を申請して、免許証が発行されるまでにまた3週間ほどかかります。

そして、免許証を入手してから船舶局の開局申請をします。

一級海上特殊無線技士は、1月下旬の日本無線協会の養成課程を受講する方法もあったのですが、受講料が高過ぎたので止めました。


2.船舶局の開局申請
「特定船舶局」の場合、機器が総務省の技術基準適合品か検定品であれば、手続きは書類審査だけなので簡単です。
それでも、申請から開局までには3~4週間かかると言われました。

今回装備した機器の中では、レーダー(古野電気製1715)と国際VHF無線機(据置型25W、アイコム製IC-M504J)は総務省の技術基準適合品で、EPIRB(イーパブ、衛星非常用位置指示無線標識、大洋無線製TEB-720)は総務省の検定品だったのですが、持ち運び式双方向無線電話装置(古野電気/ENTEL製HT469)だけは総務省の検定品ではありませんでした。

総務省の技術基準適合品でも検定品でもない機器で無線局を開局する場合、新品でメーカーでの出荷時の工場試験成績書があっても書類審査だけでは開局できず、総務省認定のサービスステーション(SS)による新設検査が必要になり、しかもその機器が引き金となって、開局申請する全ての機器が新設検査の対象になってしまうのだそうです。

それは大変な手間と費用がかかるので、開局申請先の関東総合通信局の担当者の方から、まずはレーダー、VHF、EPIRBの3点だけで「特定船舶局」の開局申請をして、開局後に持ち運び式双方向無線電話装置を追加することで無線局の変更申請をした方が良いとアドバイスされました。

アドバイスされた通りに申請しましたが、無線局の変更申請書を提出した後通常3~4週間後に「無線局指定変更、変更許可通知書」が発行され、その後双方向無線機を認定SSに持ち込んで検査を受けて、「登録点検結果通知書」と「工事完了届」を作成してもらい、それを関東総合通信局へ提出してから通常さらに3~4週間後に「特定船舶局」が開局されるという手続きになりました。

結果としては、関東総合通信局に足しげく通い、担当者の方から申請方法について丁寧に説明してもらい、4月中旬には出航したいというこちらの事情を説明して、各書類の発行期間をかなり短縮して頂いて、晴れて先週末に「特定船舶局」の開局に漕ぎ着けることができました。


来年は、全て順調であれば外国へ出たいので、一級海上特殊無線技士の資格を取って、「特定船舶局」を「船舶局」に変更する必要があるのですが、今から頭が痛いです。
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コメント:
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No title
古賀さん 

ご無沙汰しています。
今月末の出航に向けての準備で、大忙しの様ですね。
楽しみにしている今回のクルージングでは、遠洋仕様が求められるのでしょうが、それにしてもクリアーしなけれいけない課題が沢山ありそうで、ブログ読んで頭が痛くなりました。

昨年の12月に帰港し、また今月末には出航と、古賀さんの行動力には驚かされますし、クルージングに対する情熱も伝わってきます。

現在、遠洋航海に向け準備作業の追い込みをやっていると思いますが、頑張って下さい。
No title
古賀さんおはようございます。
本当に頭が痛いですね。
アマチュア無線技士免許に1級海上特殊無線技士、開局手続き・・・
外洋の荒天よりも手強い相手ですね。
見事に突破お疲れ様でした。
本文を読んで、頭が痛くなりますね。
なんと、複雑で面倒なことですか。

でも、仕方ないですかね。海外ですから、いろいろ、準備されて安全の為ですからね。

来年から海外なら、今年是非塩釜に
お出でくださいませ。
Re: No title
朱本さん

コメント有難うございました。
昨日、無事進水することができました。

今後ともよろしくお願い致します。

TSUYOTAKA
古賀
Re: No title
ヨット「Bleu」さん

コメント有難うございました。

船舶局の方は、外国へは行けないのですが、何とか外洋へは出られるようになりました。
今年のシーズンオフに船舶局の格上げをトライします。

今後ともよろしくお願い致します。

TSUYOTAKA
古賀
Re: タイトルなし
ヨット「フェニックス」さん

コメント有難うございました。

今年はトレーニングで太平洋側を北上する予定です。
塩釜に寄れるようでしたら、寄港したいと思います。

今後ともよろしくお願い致します。

TSUYOTAKA
古賀

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