出航 16日目、船内での生活
2015-06-05

6月5日(金)14 時 記
Noon Report
位置:北緯34度51分、東経162度51分
針路:90 度
船速:7 ノット
風 :南西 9 m/s
波高:1.5 m
天気:晴れ
気圧:1017 HPa
気温:28 ℃
Day Run:134 Nm
現在、西寄りの安定した風を受け続けていて、今日で3日目。
天気も良く、日中は T-シャツに短パンで過ごせる。
昼過ぎ、次の高気圧を求めてコースを東北東へ向ける。
《 短信 》
余裕が出てきましたので、一日をどのように過ごしているかを紹介します。
一日は、気象庁が放送している気象ファクスの放送スケジュールを中心に動いています。
気象ファクスは、一日に8回アマチュア無線機で受信して、パソコンに表示させて保存します。
kgfax という無料のソフトウェアを使用させて頂いています。
受信内容は、一日に4回の実況天気図、2回の24時間予想天気図、2回の48時間予想天気図の、合計8回です。
放送時間(日本時間)は次のとおりで、各放送19分間ほどです。
04:30、05:40、06:00、11:40、14:48、17:20、17:40、23:40
台風が発生すれば、一日4回の台風予報が加わります。
これに、アマチュア無線のネットワークである、シーガルネット( 07:00 ~、 21.382 MHz)と、オケラネット( 12:20 ~、 21.437 MHz)にチェックインします。
これらの合間を縫って、食事をして、天候の予測とコースの検討をします。
そして、この先数時間何も問題が起こりそうに無いことを確認して、2時間前後仮眠します。
これの繰り返しです。
結構忙しくて、一日はあっという間に終わります。
舵は、ウインドベーンと呼ばれる、電力不要で風の力で動く自動装舵装置に任せています。
良く働いてくれるのですが、風向が変わると、それに連れて進行方向も変わってしまいます。
航跡図で、時として変な方向へ向かっている時は、寝ている間に風が変わってしまった時かもしれません。
大量に持ち込んだ本は、一昨日からやっと一冊目を読み始めたところです。
しかし、なかなか集中出来ません。
航海中は、酒は基本的に飲みません。
これは、日本周航中からの鉄則です。
したがって、大好きなビールも積んでません。
体温が低下した時の気付け薬として、ウイスキーを少量積んでいるだけです。
睡眠時間は、合計すれば一日6~7時間は取れていて、既にリズムが出来ています。
これからさらに東へ進んで、気象庁の気象ファクスが受信できなくなると、米国NOAAの気象ファクスをハワイから受信する予定です。
その場合、一日の日課表を作り直さなくてはなりません。
また時間が出来ましたら、今度は航海中の食生活を紹介しようと思います。</pre>
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もし、出会ったらその辺はカツオのよい漁場です。
ケンケンでも流しては?
大物がゲットできると思います。
私の場合は仕掛けが小さすぎてライン切れでまぼろしの大物かつをでした。かみさんが刺身が目の前で逃げたとこぼしていました。
dolce滝田
とはいえ、気を引締めて頑張って下さい。