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太平洋横断往復航海の準備と実際 (その1)

2016-10-05
2016年10月5日(水) 15時 記

太平洋横断往復航海の準備と実際 (その1)

0.太平洋横断航海 全航跡図


Ⅰ.前書き

1.略 歴
1950年 8月  東京で生まれる。現在は千葉市在住。
1960年 8月  10歳の時、猪苗代湖で、生まれて初めてヨットに出会う。
1962年 8月  12歳の時、堀江謙一さんの太平洋単独横断を知る。
1969年 4月  大学入学。ヨット部に入りヨットを始める。
1990年 3月  40歳の時、中古クルーザーヨット『ヤマハ25MkⅡ』購入。
          横浜市金沢区の平潟湾に係留、金沢八景マリンクラブに所属。
1998年 9月  48歳の時、現在のエスプリ・ディユ・バン購入。
2011年 12月  61歳で定年退職。
2012年 3月  日本周航に出る。
          清水~紀伊半島~大阪湾~瀬戸内海~関門海峡~九州(反時計回り)
           ~瀬戸内海~沖縄
2013年 3月  日本周航継続。
          沖縄~九州西岸~日本海~北海道(時計回り)~日本海~関門海峡
           ~四国西岸、南岸~紀伊半島~清水
2014年 4月  日本周航継続(トレーニングとシェイクダウンを兼ねる)。
          清水~八丈島~小笠原~南大東島~沖縄~函館~東北東岸~清水
2015年 5月  太平洋横断航海へ出る。


2.太平洋横断往復航海の日程

2015年5月21日  静岡県清水港の富士山羽衣マリーナから出航
2015年7月13日  サンフランシスコ到着
            アラメダのグランドマリーナに1ヶ月間滞在
2015年8月14日  ハワイへ向けて出航
2015年9月 6日  オアフ島ホノルル到着
            ホノルルのアラワイボートハーバーに7ヶ月間滞在
2016年4日 3日  清水へ向けて出航
2016年5月10日  富士山羽衣マリーナ到着


3.サンフランシスコを目指した理由
1962年 8月、堀江謙一さんが太平洋単独横断に成功し、サンフランシスコに入港した。
当時12歳だったが、大きな影響を受け、将来自分もヨットをやりたいと強く思った。
大学に入ってヨットを始めた時、自分もいつかは太平洋を横断したいと思った。
したがって、堀江さんと同じサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを目指した。

堀江謙一氏SF到着時写真


4.何故シングルハンドか
1)家内と二人で出掛けることが理想と考えたが、船酔いする、陸が見えないと怖い、航海中暇な時に何もすることが無いなどの理由で断られた。

2)艇長として、外洋で同乗者の命を守り切る自信が無い。
自分自身外洋へ出た経験がなく、ベテランセーラーという訳でもないので、危険回避の判断を誤ったり、同乗者を守るために判断が鈍ったり、あるいは自分自身も危険に巻き込まれることがあり得ると思った。

3)どんなに仲の良い仲間と出掛けても、狭い船内で長期間仲良く暮らして行く自信が無い。

4)同乗者のスキルにもよるが、進路、危険回避の判断が分かれる場合がある。
その場合、生死を分けることもあるので、全て自分で判断して、その結果は全て自分で負うべきと考えた。
自分で下した判断で、同乗者を苦しめることはストレスになる。一方、同乗者の下した判断に従った結果、自分も苦しむことになったら辛いであろうと考えた。


II.本文

以下は、今回太平洋を渡るに当たって、自分なりに考えたり、調べたり、いろいろな方々から助言を頂いたりしながら行った準備とその結果です。

略歴欄、シングルハンドの理由欄でご紹介しました通り、自分自身外洋航海の経験は皆無であり、日本周航中に荒天に遭遇したこともありません。
したがって、ここで紹介する内容は単なる一つの例と考えて下さい。
うまく行ったケースでも、たまたまうまく行ったかも知れず、違うヨットで、気象、海象条件が変われば、全く異なる結果になることがあると思います。

また、自分は臆病者で、思い込みが強いので、初めて外洋へ出るに当たって、過剰とも思える準備をしている場合がありますので、適宜割引してお読み下さい。

文章が冗長で、長文になってしまいましたことをお詫びします。


= 本日紹介分の目次 =

  1.ヨットの紹介

============

  2.船体の準備
  3.電源設備
  4.航海計器
  5.無線設備
  6.法定備品
  7.その他の準備
  8.装備の二重化
  9.復原性の悪化
 10.荒天時の対策
 11.免許、資格等の準備
 12.チャート
 13.気象情報の入手
 14.船内の生活
 15.食糧、清水、燃料、医薬品
 16.出航日、帰国予定時期の決定
 17.航海コース
 18.航海中のサポート等
 19.出港手続き、入港手続き
 20.サンフランシスコ、ハワイでのサポート
 21.航海中のトラブル
 22.航海の総括
 23.航海中の写真集


1.ヨットの紹介

船 名   : TSUYOTAKA(つよたか)
         二人の息子の名前、長男 剛(つよし)、次男 喬(たかし)から命名。

建 造 所  : ニュージャパンヨット(株)、静岡県牧之原市(御前崎の近く)
艇 種 名  : Esprit Du Vent 30ft(エスプリ・ディユ・バン)
進 水    : 1998年9月
主 要 目
全 長    :  8. 98 m
水線長   : 7. 50 m
 幅     : 3. 10 m
吃 水    : 1. 80 m (出航時は、1. 90 mほどになっていたと思われる)
排水量   : 2, 850 kg(出航時は、5, 800 kgほどになっていたと思われる)
バラスト   : 1, 250 kg
エンジン   : ヤンマー2GM、シャフトドライブ、2翼固定プロペラ
清水タンク : 120 L
燃料タンク : 110 L

2. IMG_1860

3. IMG_1862

5. IMG_1863


4. IMG_1861

6. IMG_1865

7. IMG_1879

8. IMG_1897

8a. IMG_1948

8b. IMG_1949





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未分類 | コメント:(1) | トラックバック:(0)
コメント:
楽しみにしています!
久し振りに”TSUYOTAKA”のブログを観ました。
貴重な航海の体験を纏めて、詳細に記録に残しておくことは大変有意義なことであると思います。
読ませて貰うのを楽しみにしています!


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